化学療法1回目の日。
私の受ける化学療法は、AC療法と言うもの。
当日を迎えるまで あらゆるAC体験者のブログを
拝見して 副作用について 聞きかじりした。
けっこーおもーい 副作用に悩まされている人が多く見られて
“壊れないか あたし”
なーんて 思ったのですが、
“大丈夫かも あたし”
的な気持ちもあったりして・・・・
1回目 当日、AM8時30分に採血。
1時間後担当医が採血結果を確認し、点滴針を入れる。
“血管 ほっそーい”
と珍しく 大きな声を上げる担当医。
“昔 手首が無理で、足から点滴しました”
“穴は一つでお願いします”
“では 感覚で・・・”
と言うと、バシバシ手の甲を叩き、手の甲に刺された・・・
その後外来化学療法室に連れていかれる。
大きな部屋に数多くのベットが並んでいる。
正にその為だけの部屋。
初回と言う事で、薬剤師から投与する薬、処方する吐き止めの薬について
説明を受ける。何でも 吐いて吐いてたまらん!って患者さんは、15%とか。
処方された薬が効かない場合、新薬 治験の薬が処方されるとの事。
横で看護師が薬剤室に電話をし、私の点滴を持ってくる様に指示をしている。
すこし経つと、アイスボックスに入ったmy点滴が到着。 看護師2名で 内容を確認。
そして、点滴が始まった。
まず、30分 セロトーン(吐き気止め) + デカドロン(ステロイド) +生理食塩水
次に、10分 アドリアシン(抗がん剤) + 生理食塩水
そして40分 エンドキサン(抗がん剤) + 生理食塩水
最後に5分 生理食塩水
これが1コース。これを3週間に1度4回する事になる。
好奇心が強い私は、めったに体験できない事と思い がっつり病室内をキョロ目。
看護師も薬剤師もよーく動く。本当に・・・・
たまにストレスで破綻しちゃう看護師が解らないでもない。
噂の赤い点滴(抗がん剤)は、苺シロップの様な色でした。
2番目の抗がん剤あたりから 身体がどっしり重く感じ、鼻がツーンとなる。
とは言え 全てが終わった後も割と元気で、歩いて近くのスーパーに寄り
家で昼食を取った。
がしかしー
薬剤師の忠告通り 18時頃より キター
キモイ キモイ キモイ
完全廃人となる。
匂いに敏感になり 1リバース。
そして 暖かい空調もしんどくて 縁側に頭を出していました。
とは言え、MAX吐き気の時の薬は服用しなかったので 次回は、MAX
手前で飲んでしまおうかと。。そして、翌日の今日・・・・
割と元気です。 通常の吐き気止め(MAX以外)を飲む。
ちびっとだけ 胃もたれ感を感じるものの、昨晩よりは。。
しかし 食欲はゼロ。
何か口にしないとなー
医療費:13070円