2泊3日の滞在を終えて 義母・義理姉・甥が神戸へ帰りました。
神戸へ行くばかりだったので、我が家に義母達が居るのが少し不思議に
思いました。
毎週我が家で繰り広げられている 炭火ご飯や義母の家庭料理を楽しんだり
親子喧嘩をしたりと普段離れている時を埋めるかの様に濃密な時間を過ごしました。
私は勿論の事 相方・義母・義理姉の心に 思い出として深く刻まれたと思い
皆に届いた贈り物だと思う。
めっきりと寒くなり、コートを着だした。外気と電車内の気温差で窓が曇る様になった。
車窓から見えたザクロの木。たわわに実っていて、ふと目を落とすと アスファルトを
濡らしながらあの堅い皮のザクロの身が朽ちていた。
何だかそれが妙に脳裏に焼き付いた。
外に出れば、演技をする。
言葉を発する事が遅かった私、母は、私に脳波のテストを受けさせたとの事。
そして 母は、親子心中する自分の姿を想像したとか。しかし 異常は、全く無く、
単純に言葉を発する気分になってなかっただけとか。
そんな自分は、目を開き、黙って居たかったのだと思う。
無言でいるのではなく、自問自答 内向きな気持ちだけで
充分だったのだと思う。
職場では、予定調和の為 会話を合わせ、はしゃぐ。
出来れば やるべき事だけを遂行し やるべき事から
発生する関わりを上手にこなし、日々を流して行きたいが、
社会という宇宙は、そうはさせてくれない。
今日も外で笑う・話す。