入院前日。
粛々と最終的用意をしています。
不安な事も もう無いので “でん”としています。
未知の体験・生活に、若干楽しみな程。
今回の病に際し、未だ両親には伝えていません。
一応に、誰もが、“えっ”と驚くのですが、色々考えた
末の今であります。
今までと言うか、今までずっと、何事も相談する事無く、何かを
決断後 事後報告のみを両親に伝えてきました。その度に、
“度肝を抜かされる”と騒ぐのですが、こうなったのも、両親自身も
私から見た時、同じ風に見えたので、それが私にとって普通になりました。
何もせずとも、心配するのが親であり、それ以上の心配を掛けるまいと、
常に、普通で元気でいる事 それが自分に最低限出来る事だと。
もし、どうにもこうにも自分の身体が悪かった場合は、親元に戻る事も
考えましたが、不幸中の幸い、日常生活をそんな変える事もなく、
治療も進めて行ける事も見えてきた為、術前に病を明かし、心配し
悲しむ姿を見るのは、私自身もいたたまれないし、やはり、心配を
掛けたくないのです。
私を知る 友人は、“君らしい”とも言ってくれました。
これは、私独断の我が儘であり、やり方で、普通で無いとも思います。
でも これが私であり、私のやり方だと、相方を含め、周囲の人には
無理無理理解してもらいました。
先程、母から電話があって、実家に居る、老犬が誕生日で15歳に
なったとの事。父が、57歳の頃、母が、51歳の頃 我が家にやって来て
ずっと供に居る事を、嬉しそうに話していました。
ではでは まな板の鯉で行って参ります。