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2010年 11月 02日
入院して手術をした日から1ヶ月が経とうとしています。
主治医からこれからの治療方針が説明されました。 乳ガンの治療は、手術が終わってから始まると言う言葉がある様に 長い予後治療が始まります。心の何処かで、再発や遠隔転移の恐怖と 共存しなが、生き延びる事が、この病になった人の共通の想い。 私も、この感情と共に生きていくスタートラインに立ち、 そして 歩き始めました。 術前、細胞針結果から、再発を防ぐ為の治療、予後治療は、 温存なので、放射線治療は、必須、そしてホルモン療法が良い タイプの癌だと言う説明を受けていて、抗がん剤は、やらなくても的な 流れだった。 しかし、先日切除した癌子の病理の結果とこれからの治療についての 説明には、2つの選択がありました。 端的に言えば、病理の結果は、往々にして悪くない。(悪性度や大きさ) しかし、一つの項目だけ、悪性度が中度な部分があった。 腫瘍を切除し、私の癌子の大きさや転移が無かった事から考えると、 現時点での再発は、10%。 この10%や見えない微小転移をやっつける為、予後治療が、施される。 10%のうち、ホルモン療法で5%やっつけられる、そして、+α 数%かもしれないが化学療法をプラスするのも選択の内に入って くるとの事だった。 *放射線・ホルモン療法 *化学療法(抗がん剤)・放射線・ホルモン療法 すっかり、化学療法を頭の中から外していて居た為、正直動揺した。 主治医は、私の癌子のステージ、悪性度から考慮した時、化学療法は 必須では無いが、一つだけでも、悪性度 中 があった。 極めて、グレイゾーンに当たる、選択は、患者さん自身の選択に任せるとの 事だった。 化学療法を受けるのは嫌だな・・・・ と咄嗟に思った反面、医師が選択に入れた以上、やる事には意味があるとも 理解が出来ていたが、心の中で、右往左往する気持ちは、収まらない。 どうにかこの気持ちをに納得させる言葉を見つけ出す為に、質問を 繰り返した。医学的には、他患者さんの選択等・・・・ “極めて グレーゾーンであり” “医学の世界的にも、やるべき、やりすぎとの両意見が出るタイプであり、選択が難しい” “しかし、未だ Mさんの年齢が若い、未だ40年位生きようと思えば生きれる” “再発すると、完治が難しくなっていく事” “もし、最悪、再発した時に、あの時 やらなかったから と後悔するよりは 数パーセントでもやっておいた方が良いのではないかというということ” こんな会話が続き、一個人としての考えを聞かせて欲しいと質問した時、 私の中で、折り合いだと思った主治医の言葉があった、 以上の流れを全て含めた上で、 “自分の身内 だったらやってもらう” だった。医師が、最も近しい人に勧める選択なのだから、それは、最も最良な選択 になるはずだと思った。心の中で折り合いを何とかつけながらも、何処かで 一腐れ愚痴らないと“ハイやります”とは素直に言えない私は、逃げ道が あっても逃げないと決めつつ、逃げ道を残すかの様に、即答は控えて、 1週間の猶予を頂いた。 そんな訳で、予定外に、ズラガールになります。 大体、癌子になりながら、化学療法を免れる事が出来ると夢を見たのが 痛恨だった。見えぬ、副作用を考えると、気分は、いつも以上に メランコリックですが(いつも 常にだけど) もう仕方無い。 するよ。 ああ するさ。 なっがーい 予後治療が、スタートしました。 頑張るよ。 診察料:510円 文章料:5250円
by m_hibiki
| 2010-11-02 23:59
| 乳癌 退院後
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Comments(2)
その「立ち向かう」という姿勢はすごく強い抗体を身体に作るからいいという話を聞いたことがあります。母も2回ズラになりましたが今ではきちんと地毛なので生えないわけではないと思います。今後短くない間この病気と付き合っていかなくてはならないではないかと思いますがネコとともに「立ち向かう」姿勢を大事になさってください。
自分がなったわけでもないのにこんな「経験者は語る」みたいな事をいつもかいててすみません。。。
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Commented
by
m_hibiki at 2010-11-07 22:07
Nenovedさん こんばんわ!
お母様の経験された話 とっても励みになります! どんどん “俺 経験者”ばりに 話してください。 病んだからには やるしかない。 もーそれだけなんですよね。 グチグチする暇もない つーか。 がんばるさよー
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