来年の3月で今の部署に就いて 丸3年。
今の職場は、3年毎に、部署替えしなければならない。
病発覚時、1度仕事を辞める事も考えたが、当初 3ヶ月程度の治療で
日常に戻れる話しだったので
(実際は+抗がん剤をしたので 半年くらい延びましたが)
3ヶ月の為だけに、慣れ親しんだ仕事・環境を離れるのは勿体ないと言う事と
やはり 己に負けたくない根性が出て、職場に理解を求め仕事を
続ける事にした。予定外に、抗がん剤を受け、容姿が変わったり、
肉体的にも想定以上に辛かった部分があったが、大まかな治療を終え、
今現在 日常を取り戻している。
そんな中、先日職場の上司から、仕事の事で話しがあった。
それは、あるポジションへの話しで、思い掛けない事だった。
求める人材として、ある一定以上の資格と健康な体と明記が
あった。私の中では、健康を取り戻したが、大きな括りでは
病人で、勿論職場も知っている事、しかしそれを理解した上
で声を掛けてくれたのは、とても嬉しい事だった。
今の職場に来てからずっとお世話になっていた元職員に報告の
メールを送ると、返信にこんな一節があった。
<これはMさんにいい話なんじゃないかしらと思っています。
<昨年以来、大病と予防治療の両方と闘いながら通勤を続けてきた、
<何か月もの時間を思うと、
<現場の判断は「なかなかやるじゃないか~!」と、私は嬉しいなぁ。
メールを読んで泣けた。
頑張った事を誰かに認められたい訳では無いのだが、誰かが
見てくれたことが嬉しかった。
この1年間 頑張ってきた 自分へのご褒美だと思い、
又新しい日々を頑張りたいと思う。