3ヶ月振りの乳腺科への通院日。
いつもの様に触診と問診。
「手元に残っているノルバデックスを
全て服用したら、とりあえずお薬は終了です。
これからは、経過観察に入ります。」
こんな言葉を主治医からかけられた。
正直意外だった。
もっと軽ろやかな感じで、
「もう、これで 治療を終了し、1年に1回の検査になります」
とか こんな言葉を掛けられると思い、
感謝の弁を伝えようと思ったが、いつもの診察の感じで
終了し、
「次の検査までに何かあったら、早めに受診して下さい」
という言葉をもらい、本日の診察終了。
「経過観察」
そう、解っているけど、本当の意味での
完治なんてないのだ。
改めてその事を突きつけられた現実を感じた。
しかし、節目は節目。
素直にうれしい。
仕事を続けながら、淡々と治療をこなしてきた。
今日は、自分を褒めたいと思った。
病院直ぐ横にある回転寿司で1人昼食。
入院中、相方が此処に寄り、
手土産に持って来てくれ、病院で食べた日々を
思い出した。ナマモノに飢える入院生活、
ちゃんと3食食べているのにも関わらず
ペロリと頂いたなぁと。
5年半前の夏に私は、告知を受けた。
恐らく今までの人生の中で一番の衝撃的な出来事だったと思う。
クヨクヨ泣いた日々もあった。
思えば、この病の経過を冷静に振り返る時がくる事を
信じ、このブログでも綴り始めた。
そして、幸運にも私は、生きながら元気に振り返る事が
出来ている。
何についても感謝の気持ちを抱かずにいられない。
これからも今の状態を維持しつつ、元気に過して
生きたいと思う。
そして、治療を続けているサバイバーの方々にエールを
送りたい。