先日行った6年目検診の結果を今日聞きに行ってきました。
思えば、3月にホルモン剤が終わり、通院も一区切りし
無治療期間を経ての初めての検診と言うこともあり
(っても7ヶ月だけど)
いつもの様に平常心でいると思いきや、知らず知らず
プレッシャーになっていた様で、あまり胃痛とか
無い人なのに、昨晩から胃が痛くなった。
何時も通りの平常心、問題ない結果を常に想像する様
心掛けているけど、やはり節目は、節目。
1年に一度の節目。
これで新年を気分良く迎えられるか、来年も自分の1年を
健康に謳歌できるかの判断でもあり、私を取り巻く家族の
気持ちにも大きく関わる事で。
勿論、悪かった時の想定も色々考える、これも毎度の事。
1度この様な病気になれば、どの様な暮らしになるかは
ある程度想像出来る。
仕事の事や生活の事。一つネガティブな結果の後の事の
備えを想定すれば、それを打ち消すポジティブな結果を
想像する、これの繰り返しのここ数週間。
癌になるとはこういう事。
初めての無治療期間を経ての結果は、、
右側に石灰化を認めるが良性と思われる。
異常は認められない。
気持ちが一気に緩み、自然に「有難うございます」と
心からの言葉が自然と出る。
来年の検診の話に進むと主治医が
「来年の3月で退職をする事になったので、
予約という事が出来ない」
との事だった。未だ医師としては若手と思える
年齢だったので、この大学病院で経験を重ねると
思っていたので主治医が変わるなんて想定していなかった。
治療が終了した年の翌年に主治医が変わるとは・・・
主治医というのは、ある意味 命を救ってくれた存在であり、
感謝が尽きない存在である。前触れも無く、お別れの時を迎え、
私が自然と出た言葉は
「先生に心から感謝しています。」
という言葉だった。勿論本心の言葉で。
それに加え、
「先生は、同じ年齢なので、年を重ね、少しづつ変わって
いく外見の姿に同年齢として自分を重ねていました。
自分もこうやって年を重ねているんだって」
「お互い良い年になりましたね。」と笑いあった。
思えば、私は、34歳の頃 病が発覚した、それから6年。
生きるスタイルも確立され、年を重ね変わっていき中年期に
入っていこうとする頃で、外見も変わる頃。
初対面時、年下?と思った主治医との今までのやりとりを
思い出し、自分の治療の過程も思い出し、ホロリとなった。
しかし、主治医が変われど私の病は変わる訳では無いわけで、、
引き続き、今の状況を維持する為に健康維持に努めようと
改めて心に誓った。
来週は、子宮がん・子宮体がんの検査。
ああ、検査の秋は続く。。。